まず、合併に関する住民および議会への説明について質問します。

2月中旬より、社町内では6箇所において住民説明会が行われました。

今回の説明は協議が完全に煮詰まっていない段階の「中間報告」という形でした。よく言われます合併のメリット、デメリットを含め「合併したらこう変わります」という点について明快な説明をしにくい状況にあったのは仕方がないと思います。また、そのために合併に関する住民の方の意見も多く聞かれなかったように思います。

合併協議がさらに煮詰まった段階で「最終報告」が行われると思うのですが、その際には「こういう協議をしてきました」という説明ではなく「合併によってこう変わります」「合併でこういう街づくりを目指します」という説明がなされるのか。特に、住民アンケートで関心の高かった人件費等の圧縮について明確な展望を示されるのか。また、協議が煮詰まった段階での説明であっても、「こう決めたのでご理解ください」という姿勢ではなく、会場で出た意見は協議会に持ち帰って修正すべき点は修正すべきと考えますがその点の見解をおうかがいいたします。

次に、最終報告の形式でありますが、今回はほぼ小学校区単位ということで開催されました。最終報告の際は、もっと小さい単位、たとえば自治会単位での説明会を行って、住民の方が意見を述べやすい環境を作っていくことも必要であろうかと考えますが、見解をお伺いいたします。

3点目、議会との関係という点でおうかがいいたします。7月の合併調査特別委員会におきまして、私が委員外議員として「議会へ協議の状況を説明されるのか」という質問をさせていただいたとき「説明できるような状況になれば説明する」という答弁があったように思います。現在、住民のみなさんを対象とする説明会が開かれた状況においても、議会に対する説明はなされていません。今後、どのような姿勢で議会に対する説明をされていくのか。またおうかがいいたします。

また、条例のすりあわせに関してでありますが、言うまでもなく条例の制定・改廃の権限は議会にあります。合併が無事成立したとして、形式の上で必要な条例を専決処分されるのは致し方ないと考えます。しかし、その素案の作成に当たっては、議会に対する十分な説明と議会の承認が必要であると考えますが、見解をおうかがいいたします。

また、規則に関してであります。規則等は制定・改廃の権限は町長にあるわけです。今回、社町では保育料を規則で定めているため、議会に何の説明もなく改定がなされました。私は非常に遺憾に思いますし、条例により町長に委任している範囲が大きすぎるようにも感じました。合併で例規のすりあわせを行っているいい契機ですので、この際条例に一本化できるものは一本化していただきたい。特に住民生活に係るもの、予算に関係してくるもについては条例化していただきたいと考えますがその点の見解をおうかがいいたしたく思います。

 

次に、新学習指導要領実施後の子どもの学力について質問いたします。

新学習指導要領については、教える内容を精選し、確かな学力を身につけるという趣旨で実施されているものと聞いています。まず、その趣旨である基礎的な学力の徹底という面で具体的な成果は現れているのかおたずねをいたします。

また、その反面、十分習熟した児童・生徒には理解を深めたり、より発展的な内容を学習したりというような「個に応じた指導の充実」が掲げられています。言葉では簡単に聞こえますが、本当に実現するためには現場の先生への負担がかなり大きくなると思います。文部科学省では「学力向上フロンティアスクール」としてモデル校を指定し、習熟度別の指導や発展的学習の教材の開発等に対して支援を行っているようです。近隣では小野中学校が指定されているようです。町内の小中学校は指定を受けていません。

文部科学省ではモデル校での成果を分析して一般の学校に生かしていくとのことです。しかしながら、文部科学省の取りまとめを見てから着手するのではあまりにも遅いと思います。何より、現在学校にいる児童・生徒のためになりません。

私は、教育委員会でこういったモデル校のケースの分析等を積極的に行って、教育現場に十分な支援を行っていく必要があると考えますが教育長の見解をおたずねいたします。

 また、社町内の小中学校は「放課後チューター制度」の対象となっており、今年度からは平素の授業中にも導入されているようです。現在の状況をおうかがいいたします。また、この事業については国の予算措置が平成16年度までということになっているようですが今後の展望についてもおたずねいたします。

 また、各学校のホームページがありますが、最近あまり更新されていないように思います。地域に対する情報発信という意味でも、ホームページを有効に活用してみては、と思うのですが見解をおうかがいいたします。

 

最後に、特別養護老人ホームについて質問いたします。

社町にとりましても長期間にわたっての課題でありました特別養護老人ホームが現在建設中ということでございます。今年の秋にオープンの予定ということで聞いていますが、現在の進捗状況をまずおうかがいいたします。また、現在入所の希望等の調査も行われていると思いますが、その状況もあわせておたずねいたします。

次に、運営開始後、施設に対してどのような形で訪問調査を実施していくお考えなのかお尋ねをいたします。施設のほうで特定の介護支援専門員等を雇用される場合もあろうかと思いますが、そういった場合外から見えにくい状況にもなりかねません。また他の市町で、そういった施設に行政の調査員が入る場合に「行政指導」や「監査」のように受け取られて理解が得られないケースもあると聞きました。せっかく良い施設ができるわけですので、行政と施設で協調関係をもって、利用される方により良い環境を提供できればと思うのですが、そういった中で訪問調査をどのように位置づけられているのか。また、施設と話し合いはできているのかおたずねをして私の一般質問を終わります。