産業厚生常任委員会傍聴①(加東市民病院の経営状況)

 11月22日に産業厚生常任委員会が行われ、加東市民病院の令和4年度上半期経営状況の報告と、観光施策についての説明がありました。まず市民病院の経営状況について、会議資料はこちら

ざっくりまとめると

令和3年度上半期令和4年度上半期
入院収益約6.1億円約4.8億円
外来収益約2.2億円約2.2億円
その他収益約2.0億円約2.1億円
医業・介護サービス
収益合計
約10.3億円約9.2億円
医業・介護サービス
費用
約9.1億円約8.6億円
営業利益
(収益ー費用)
約1.2億円約0.6億円

ということで、昨年より特に入院患者さんの減が要因となり利益が減少しています。
「ま、なんとか黒字でているだからいいんじゃね?」と思いそうになりますが、下半期には12月の人件費の増、会計上年度末の減価償却の処理などがありますのでこの数字では相当厳しくなると予想されます。(令和3年度でも最終的に約2.9億円の赤字となっています)
 コロナによる受診控えや、内科医師の定年退職などを理由に掲げられていましたが…
傍聴席より「コロナがおさまれば回復するみたいな話では世間では通らないと思うけどなあ…民間の店にしろ医療機関にしろ『今なんとか乗り切れている状態』で『回復したらもっと良くなるかな』」だと思うのですが。

もう一つの理由である内科医師の退職については、定年なのですから それを理由に掲げられても、、、という気がします。

先生には内視鏡を私の胃に入れて「いやー綺麗な胃壁ですねぇ!色も綺麗」と絶賛していただいたことが変な思い出

と話が脱線してしまいましたが。

なんらかの財政上の措置をするのか。民間病院も市から赤字補てんなどないわけで、コロナによる受診控えが理由になるのか。悩みはつきません

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